ポリエステル素材へのプリントと注意点。

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ポリエステル素材のTシャツプリントと昇華転写

この数年前から、ポリエステル素材の商品が増えてきております。
それまではTシャツと言えば綿と決まっていた様で、ポリエステルは、スポーツ等に限ってと思われていたようです。
確かにポリ素材は洗濯性もよく、色落ち、型崩れ等もありませんし、綿素材と比べましても極めて扱いが良い商品です。
ただ1点問題なのは、昇華が起きると云う事です。
紺とか、赤、エンジ等の生地色に対して、白をプリントした際にプリント色が薄いピンクに染まる現象です。
これを止める為に下に昇華止をプリントする場合があります。
そうする事である程度は防げますが、プリントが2色扱いになります。
又、昇華止の原料は、活性炭ですので仕上がったプリントが、硬く感じます。
弊社では活性炭を使わずに、下地に別のインクで層を作り、その上から通常のプリントをしております。
最近はメーカー各社もポリエステル素材の需要が増えてきていますので、昇華しにくい染料を使用してくれていますので、随分作業が、簡単になってきております。カタログ等にローブリードと記載されている商品がそれにあたります。
又、各社共、商品構成を充実させて、色、サイズ等のバリエーションもかなり増やして選び易くなってきております。
最近は男性用の下着もポリ素材へと変化しているようです。天然素材ではありませんので、お肌に合う合わないという事が当然ありますので、その部分は、ご注意が必要です。
幼稚園、保育園等のお客様は、各親ごさんのお考えで、避けられる場合が多いようですが、綿ポリ素材を、選ばれる方もおみえです。

先程昇華のお話を書きましたが、その特性を利用したプリント方法が昇華転写です。街中でよく目にする旗等にプリントしてありますが昇華転写もシルクスクリーンの1種で、転写紙にプリントしておいた物を、熱でポリエステルと転写紙を合わせてプレスを掛けて、転写紙のインクを、ポリエステルの生地に移すやり方です。
インクの成分を移すだけなのでインクの厚みは薄いですが、通常のプリントと違い生地の風合いは、そのままでプリント部分のみ転写出来ます。この方法はポリエステルに対してのみです。

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